平成29年6月「自転車活用推進法」が施行され、全国で自転車利用環境の整備が急速に進んでいる。各自治体では自転車安全走行のための路面表示を、自転車ピクトグラムや矢印などで行っている。京都市では歴史的景観保存・保全を行う中「世界トップレベルの自転車共存都市」を目標とする整備に対して、研究を活かし景観と調和する路面表示のデザイン行った。 国のガイドラインで路面表示の色彩は青色を基本としているが、景観の調和を乱す場合も多い。「デジタル画像色解析システム」を活用した地域写真の分析などで、地域景観にふさわしい路面表示の色彩範囲を示す手法の開発を行った。そのガイド冊子を作成し、手法の普及に努めている。
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