| 研究課題/領域番号 |
15K00847
|
|---|
| 研究機関 | 昭和女子大学 |
|---|
研究代表者 |
小西 香苗 昭和女子大学, 生活科学部, 准教授 (70238103)
|
|---|
| 研究分担者 |
村松 宰 日本医療大学, 保健医療学部, 教授 (10109423)
広田 直子 松本大学, 大学院 健康科学研究科, 教授 (60218857)
百武 愛子 神戸学院大学, 栄養学部, 助教 (70626332)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
| キーワード | 健康格差 / 社会経済的要因 / 所得 / ソーシャルサポート / ソーシャルキャピタル / 栄養疫学 / 食品摂取 / 食習慣 |
|---|
| 研究実績の概要 |
本研究は、世帯あるいは地域の社会経済的要因（所得や学歴、ソーシャルキャピタルなど）が食事内容や食習慣、健康状況に与える影響を栄養疫学的手法に則って明らかにすることを目的としている。
本研究の研究デザインは調査票による横断研究であり、対象者は首都圏、長野県、札幌市、関西都市圏在住の壮年期男女2000名としている。平成27年度（初年度）は4都市の研究分担者の所属機関での倫理審査および調査の打ち合わせを行い、平成28年度は調査票の作成(調査票4000部作製)、調査実施準備を綿密に行った。調査の実施は平成28年12月から平成29年3月にかけて、研究代表者および研究分担者3名が所属する大学（首都圏・長野県・札幌市・関西都市圏）の学生に向けて配布し、その両親に調査票の記入を依頼した。調査票配布人数は2300人、予想回収率約62～32％と予想回収率が当初予定した回収率80％より低いため、平成29年4～5月において、各大学の新入生を通じてその両親を対象に調査票の拡大配布を行った結果、総回収調査票は1043人（回収率45.3％）となった。しかし、札幌市の調査票の配布・回収が終了していなかったため研究期間を1年延長することとした。平成30年度は札幌市の回収および平成30年5～6月に新入生に拡大配布調査を行う予定である。
回収後の調査票は、ID確認、記入漏れチェックなどの確認作業を経て、外部データ入力会社に入力を依頼する予定である。現在、回収できた調査票の確認作業を随時行っている。
|
| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
札幌市の調査票配布・回収が予定より遅れているため。
|
| 今後の研究の推進方策 |
これまでの回収状況より、総回収調査票は1043人（回収率45.3％）と、当初の予定の回収率よりも少ないこと、及び札幌市の調査票の配布・回収が終了していなかったため、今年度は札幌市の回収および平成30年5～6月に新入生に拡大配布調査を行う予定である。その後、研究代表者の研究室にて、調査票の確認作業、データの電子化、データクリーニング、集計、解析を行っていく予定である。
|
| 次年度使用額が生じた理由 |
平成28、29年度の研究の遅れにより、調査票のデータ入力に関わる費用、解析に使用するソフト購入費用などを予定していたが、未使用であるため次年度使用額が生じている。
平成30年度の使途を以下のように予定している。（1）DHQBOX（栄養価計算システム）110,000円、（2）データ入力 45,000円、（3）基本調査票データの外部委託入力費 160,000円、（5）解析ソフト 450,000円、（5）通信費 30,000円、（6）旅費 150,000円、（7）消耗品費（文具など）45,000円
|
