本研究は理科野外学習において自然の恵みと災いを実感し、理科学習を中心とした環境教育・防災教育の新しいスタイル及び学習プログラムを理科授業の中に確立することを目指して行った。本研究期間を通して数多くの小学校を中心とした島根県の学校において実践研究(授業)を行う事ができた。授業単元としては、小学校第5学年単元「流れる水のはたらき」、及び小学校第6学年単元「大地のつくりと変化」で延べ実践校数40校延べ児童数約1390人に研究授業を行う事ができた。本研究により、野外学習の中に防災教育や環境教育、故郷教育をデザインする野外学習教材とその指導法が確立した。
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