ゲノム編集技術の社会受容に向けて、現状と課題を明確化するため、ゲノム編集および遺伝子組換えに対する一般市民の意識調査を行った。「遺伝子組換え」「ゲノム編集」といった言葉に対するイメージでは、「安全」との評価は平均3割前後とそれほど高くないものの、「有用」との評価は平均6割前後と比較的高く、若い年代ほど肯定的であった。年代・性別により、持っている印象が大きく異なることが判明した。「有用性」については比較的高い評価がなされていることから、今後は「安全性」についての丁寧な説明や相互理解が求められていると考えられる。
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