研究課題
基盤研究(C)
本研究では,主にコーチや指導者がいないスポーツ選手を対象に,実技練習と振り返りによる自律的学習モデルを構築し,各種センサー等から取得できるデータを元にした学習支援システムが構築可能であることを示した。ビデオ,加速度センサー,モーションキャプチャシステムによる客観的データを用いることにより,スポーツ選手の感覚が言語化され振り返りが可能となり自律的学習が可能となる。ただし現状の結果は基礎的・限定的であり,今後も継続して研究を進めていく必要がある。
教育工学
提案したスポーツ選手の自律的学習モデルを用いると,近年容易に利用できるようになってきた各種センサーによるデータを活用することにより,スポーツ選手の運動技能を学習するための学習支援システム構築が可能となる。一般的に運動技能を指導するコーチは不足しており,コーチのいない環境においてもある程度の運動技能向上が可能となる。