ユネスコバンコク事務所との連携のもと,アジア地域において,「21世紀型スキル」の育成のためにICTが教育現場にどの様に活用されているかの国際比較を通じて,共通点・相違点を整理し,その利点と留意点を分析することを目的とした.また,教育現場における聞き取り調査,授業観察を通じた情報収集に努めた.更に,現在ユネスコバンコク事務所で共同開発中の参加型教育政策データベースを活用し,上記の比較分析報告および事例集を含めたコンテンツの積極的な情報発信を目的とした.本研究は,教育の質の向上を目指すSustainable Development Goals(SDGs)4の地域会議に貢献することが期待される.
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