本研究は,独自の手話入力デバイスを用いた手話動作をリアルタイムに理解・判定・評価する手話訓練システムの研究・開発である.この研究期間における主な成果は,一つは学習対象とする単語数の拡張である.先行研究での231語から1000語レベルまで扱えるシステムを構築できた.さらに判定部の改良を行い特に問題となっていた個人差による判定率の低下をファジィ理論を用いることにより吸収した.また,利用するデバイスもKinect2への変更や,改良を加えたデータグローブを用いることにより精度が向上し,トレーニングの高精度化・高品質化を実現した.
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