2018年度は最終年度であり、これまでの研究の総括とその成果を公開し、さらに本年度はタブレットを用いた授業デザインの研究を、小学校におけるプログラミング教育と関連付けて遂行した。数年前からプログラミング教育への期待が高まり、2020年度から小学校で必修になることから、カリキュラム開発・教材開発・指導案作成・評価などの研究を、緊急に行う社会的な要請があり、本研究テーマに近いことからプログラミング教育と結び付けて研究を行い、その結果、理論的な実験・実践的な教材開発など、多くの成果を挙げたが、具体的には、研究論文や図書などで成果を、以下の通り公表した。 ①(論文・共著)教科におけるプログラミング教育の指導案の評価方法に関する調査と考察(教育テスト研究センター年報)、②(論文・単著)プログラミング教育における論理的な思考とは何か(学習情報研究論文誌)、③(解説・単著)プログラミング的思考の学修(土木学会誌)、④(図書・単著)プログラミング教育の考え方とすぐに使える教材集(ジャムハウス)、⑤(図書・共著)これならできる小学校教科でのプログラミング教育(東京書籍)、⑥学びを支える教育工学の展開 (教育工学選書)(ミネルヴァ書房)
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