2020年度から小学校中学年で外国語活活動の必修化が決定している。同活動において①教授ツール、評価ツールとしてのポートフォリオの適用が可能か、②CLIL型の英語学習プログラムの効果を確認することが本研究の目的であった。ポートフォリオの適用は、授業者の丁寧な支援があれば可能であること、カンファレンスを重視すれば自律的態度の養成や自分の学習の内省に教授ツールとして効果があること、自らのアルファベットの大文字・小文字や簡単な英単語を書いたものを収集することで、自分の成長を確認でき、評価ツールとして効果があることがわかった。また、CLIL型活動も児童の関心を十分に高めることができることがわかった。
|