本研究の目的は、「行動・経験を通じて能動的な学びを促すシナリオ型教材の設計理論」であるゴールベースシナリオ理論を新たに取り入れることで、メタボリック症候群の予防・改善、ひいては我が国の医療費削減へ寄与す ることである。 最終年は、3年目に開発したeラーニング学習管理システムLMS(Learning management system)を活用した保健指導を、日常的に保健指導に携わっている医師・保健師・看護師に実施してもらい、形成的評価を改めておこなった。その結果、継続支援や参加者リクルーティングに関するアイデア、LMSの使い勝手に関するコメントが寄せられ、それらをもとに教材を作成した。
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