本研究課題では、若者の電子メディアへのAddictionに関して調査した。特に若者の間で普及しているLINEに注目した。得られた主な結果は次の通りである。LINEの機能の一つである既読表示に関して、LINEを使って相手に返信を求めるメッセージを送ったとき、(1)すぐに既読状態になったが返信がない場合と(2)未読状態のままで返信もない場合で、送信者にネガティブ感情が生じるまでの返信の待ち時間と、彼らのLINEに関する依存の程度の関係を調べた。その結果、LINEに関する依存度の高い方がより短い待ち時間でネガティブ感情を生じることがわかった。 以上のような研究成果を論文誌等で発表した。
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