研究課題/領域番号 |
15K01220
|
研究機関 | 産業技術大学院大学 |
研究代表者 |
嶋津 恵子 産業技術大学院大学, 産業技術研究科, 教授 (70424215)
|
研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2018-03-31
|
キーワード | システムズエンジニアリング / MDBS / モデリング / アーキテクチャ |
研究実績の概要 |
世界標準のシステムエンジニアリング・プロセス(ISO/IEC/IEEE 15288)の実践適応を2種類試みた.具体的には,社会人ソフトウエア・エンジニアが従事する家電用組み込みソフトウエアの開発工程と,現役工学部学生が従事するロケットシステム内情報システムの開発工程である. これらから,共通して再利用できる方法論をフレームとして抽出し,AIIT内開講正規授業(オブジェクト指向開発特論)で展開した.
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
当該年度に,すでに最終年度に予定した研究成果発表を下記の通り行った. 災害時アドホック通信の種類と特徴の整理,電子情報通信学会技術研究報告 (IEICE technical report : 信学技報), 116(92), pp. 57-61, 2016-06-14 システムズエンジニアリングの効果検証:学生ロケットプロジェクトへの導入実験,情報処理学会,第78回全国大会,4A-06,2016 モデルとアーキテクチャのマネジメントフレームワーク KSチャート の提案,情報処理学会,第210回システム・アーキテクチャ研究発表会,・ 不安定な通信環境における情報損失を低減する災害情報収集機構,1. 多幡早紀, 西山潤, 福井良太郎,嶋津恵子, 重野寛,情報処理学会論文誌,Vol. 58,No. 2,pp. 31-40, 2016 他4本
|
今後の研究の推進方策 |
開発したフレームを,教育に展開する方法を検討したいと考える
|
次年度使用額が生じた理由 |
研究が予定より前倒しにすすみ,特に次年度に予定していた国内外での発表が,当該年度に実施できたことが最大の理由である.
|
次年度使用額の使用計画 |
成果を,産業界に広めるための発表と周知活動を行う.
|