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2017 年度 研究成果報告書

歩行者事故における外傷性脳傷害の受傷メカニズム解明に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K01290
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生体医工学・生体材料学
研究機関鳥取大学

研究代表者

田村 篤敬  鳥取大学, 工学研究科, 准教授 (30394836)

研究分担者 小出 隆夫  鳥取大学, 工学研究科, 教授 (60127446)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードバイオメカニクス / 歩行者 / 外傷性脳傷害 / SUV / セダン / 交通外傷 / 引張試験 / 有限要素解析
研究成果の概要

歩行者事故における外傷性脳傷害(以下,TBIと表記)は重要な社会的課題である.そこで我々は 1)力学実験 ならびに 2)数値解析 を通して歩行者TBIの受傷メカニズム解明に取り組んだ.
1)脊髄神経根から単離した線維束を試料として単軸引張試験を行い,神経線維束の破断ひずみは15%であることを明らかにした.
2)有限要素モデルを用いて様々な車両対歩行者の衝突シミュレーションを行い,25~40 km/h の速度域におけるSUVとの衝突はセダンとの衝突よりもTBIを受傷する危険性が有意に高く,特に車両との一次衝突よりも地面との二次衝突によってTBIを受傷する危険性が高いことを見出した.

自由記述の分野

傷害バイオメカニクス

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公開日: 2019-03-29  

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