経穴への低レベルレーザ照射時における治療効果を定量的に評価するために,多チャンネル皮膚インピーダンス測定システムの開発を行った.このシステムは経穴が他の部分よりも皮膚インピーダンスが非常に小さいことを指標にして経穴の位置の特定を行っている.皮膚インピーダンスは経時変化や測定環境に非常に影響されるため,多くの電極を用いて測定を行う必要がある.本研究では,9チャンネルのマトリクス型電極,さらには48チャンネルの電極を用いて,経穴の位置を特定することに成功した.また,低レベルレーザ照射時におけるインピーダンス変化を観測することで,治療効果を評価することに成功した.
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