研究課題
基盤研究(C)
本研究ではヒト細胞を培養しながら交流磁場を96時間まで連続曝露できるシステムを構築し,薬剤作用における交流磁場影響の曝露時間の依存性を検討した。その結果,ヒト肺がん細胞において24~96時間よりも0.5~4時間の短時間の交流磁場曝露が,非曝露群より有意に薬剤作用の増強することが明らかとなった。また,肺がん細胞だけでなく,ヒト肝がん細胞でも検討したところ,同様に交流磁場曝露による抗がん剤の作用増強が認められた。
生体工学