研究課題/領域番号 |
15K01336
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
小幡 聡 九州大学, 大学病院, その他 (30710975)
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研究分担者 |
小林 洋 早稲田大学, 付置研究所, 准教授 (50424817)
田口 智章 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20197247)
橋爪 誠 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90198664)
家入 里志 鹿児島大学, 医学部, 教授 (00363359)
宗崎 良太 九州大学, 大学病院, 助教 (10403990)
植村 宗則 九州大学, 学内共同利用施設等, 研究員 (50636157)
神保 教広 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (10650559)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 疑似的視点変更 |
研究実績の概要 |
平成27年度の計画は、本システムの精度向上とその検証実験を主な目標とした。具体的には、精度向上のために検討していた歪みの改善のため、描出される鉗子を、背景となる部位から切り離す処理をシステムに実装することを行った結果、歪みの軽減を得ることができた。 また、検証実験として水平視野以外の状況での内視鏡外科手術手技への影響の可能性を検討することを予定していたが、まずは水平視野での複雑な環境における本システムの内視鏡外科手術手技への影響を検証することとした。具体的には、平成28年度に予定していた擬似腸管を用いた手術シミュレーターモデルを用い、より臨床に則した状況での本システムの有用性について検証を行った。結果、術者の技量を損なうことなく縫合操作を行うことができ、本システムの有用性の可能性について検証することができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の研究計画からはやや変更はみられるものの、全体的には本システムの有用性について検証できつつ進展できている。
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今後の研究の推進方策 |
平成28年度は、引き続き本システムの精度向上を目指しつつ、水平視野以外での状況下を想定した検証実験を行う。具体的にはドライボックスあるいは手術シミュレーターを用いての検証実験を検討している。
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次年度使用額が生じた理由 |
ラバーシートを用いた検証実験、システムのフィードバックによる精度向上を継続するため。
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次年度使用額の使用計画 |
引き続き本システムの精度向上を目指しつつ、水平視野以外での状況下を想定した検証実験を行う。具体的にはドライボックスあるいは手術シミュレーターを用いての検証実験を検討している。
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