リハ医療を受けた脳卒中、脊髄損傷、各種神経疾患で重度の痙縮があり、ボツリヌス療法または髄注バクロフェン療法による痙縮治療を受けた患者に対して、痙縮リハビリテーションデータベースの構築と全国の病院での登録を行い、このデータによるボツリヌス療法の投与部位、投与量と治療後のリハ介入効果、ITB療法のカテーテル設置レベル、投与量と治療後のリハ介入効果の検討、痙縮、身体機能、生活状況に応じた適切な治療方法とリハ介入のモデル化を施行した。脳卒中、脊髄損傷、各種神経疾患に対するボツリヌス療法とITB療法の選択は施設ごとに異なり、一定の傾向は見られなかったが、患者の生活状況に応じた介入モデルの確立を行えた。
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