研究成果の概要 |
若年健常男性に対し、自転車エルゴメーターにより60%最大酸素摂取量の運動負荷で1日30分間の有酸素運動を非侵襲的陽圧換気(NPPV, 12cmH2O)下および非NPPV下で連続5日間施行した。NPPV下と非NPPV下でのトレーニングは、3週間のウオッシュアウト期間を置いて実施した。それぞれ、5日間のトレーニングの前後で、最大酸素摂取量(体力)と脳由来神経栄養因子(BDNF)の測定を実施した。 最大酸素摂取量は、NPPV下の方が優位に高く上昇し、BDNFはNPPV下でのみ上昇した。 NPPV下の有酸素運動トレーニングは、最大酸素摂取量とBDNFの上昇を向上させ、健康に有益な作用がある事が示唆された。
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