研究課題/領域番号 |
15K01402
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研究機関 | 川崎医科大学 |
研究代表者 |
関 聰介 川崎医科大学, 医学部, 講師 (10341124)
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研究分担者 |
椿原 彰夫 川崎医科大学, 医学部, 教授 (10138117)
平岡 崇 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (20351926)
目谷 浩通 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (30330583)
花山 耕三 川崎医科大学, 医学部, 教授 (80189589)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 嚥下関連筋 / 超音波検査 |
研究実績の概要 |
超音波による舌骨上筋群の評価法について,再テスト法を含めた,検者間・検者内信頼性の検討を行った.被験者の姿勢,模擬食品の種類や量,嚥下様式を統一することにより,再テスト信頼性や検者内信頼性はICC 0.8以上と,高い信頼性であった.現在,この超音波検査の手法を用いて,嚥下関連筋の廃用性筋萎縮を証明することを目的とした縦断的研究を進めている. これまでの研究結果は,9th ISPRM World Congress,第52回日本リハビリテーション医学会学術集会,第21回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会にて,発表を行なっている.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
平成27年度に超音波検査の信頼性についての研究は終了し,現在は,患者を対象とした縦断的研究を進めている.現在のところ,予定通りに研究が進んでいる.
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今後の研究の推進方策 |
平成27年度の研究結果をもとに,平成28年度は,患者を対象とした縦断的研究を進める.予定対象人数は30名である.
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次年度使用額が生じた理由 |
事情により学会参加人数が減り,その旅費が使用されなかった. また,研究は計画通りに進んでいるが,論文作成に時間を要しているため,その諸費用が次年度に持ち越される予定である.
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次年度使用額の使用計画 |
学会に参加し,研究報告や情報収集をする.また,論文作成・発表に必要な費用に使用する. 患者を対象とした研究を進めるため,データ収集や解析に必要な諸費用に使用する.
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