研究課題
基盤研究(C)
臨床現場や日常生活での利用を考慮した簡便な起立動作の姿勢推定システムの開発を目的とする研究である.胸部につけた慣性センサと,圧力センサや超音波センサを内蔵した靴型計測装置,信号処理コンピュータの3つから構成されるシステムを開発した.研究の結果,各センサのデータと作成した人体リンクモデルから起立動作時の姿勢を推定でき,姿勢から筋出力の推定も可能であった.ただし,使用したソフトウエアの制限により,筋出力のリアルタイム推定は実現できなかった.
福祉工学