• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

近世武芸の教育的特性についての研究 -近世初期兵法書を資料として-

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K01543
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 身体教育学
研究機関長崎国際大学

研究代表者

田井 健太郎  長崎国際大学, 人間社会学部, 講師 (00454075)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード武道論 / 近世武芸 / 近世兵法書 / 武道概念
研究成果の概要

本研究では、日本の身体運動文化の変革点の一つである近世初期に焦点をあて、近世武芸がどのような過程で現代武道にも通底する教育的性質を帯びていったのかについて明らかにすることを目的とした.
近世初期の理想的な武士像として、戦闘者的武士観と士的武士観が並列して存在していた.戦闘者の特性と為政者としての特性が提示されるとともに,武士階級において両者の理論的両立が求められていた.そして,武士教育の内容としては,これらを二面的特性として持つ武士の〈再〉生産過程として,それぞれの性質を教育する内容が示されていた.こうした理念は現実の兵法教授の中で受肉されたと考えられる.

自由記述の分野

近世武芸論 体育哲学

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi