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2015 年度 実施状況報告書

長距離ランニング中のエネルギー供給系とスキル系の連関モデルの検討

研究課題

研究課題/領域番号 15K01554
研究機関新潟大学

研究代表者

山崎 健  新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (50092739)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードランニング動作の変容 / 疾走速度との相関分析
研究実績の概要

本年度の研究は、平成24-26年度の科学研究費助成事業「長距離ランニング中の動作変容にかかわるモデルの検討」で、明らかになった1000mレース中の疾走動作の変容についての理論的まとめと、5000mレース中の画像解析を行った。
また、この間の研究でモデルとして提示した3つのエネルギー供給系と2種類の筋線維からなる「筋の3X3システム」の検討も進めた。
しかし、5000mの動作解析は現在まだ検討中であり、戦略の異なる両長距離レースの解明には至っていない。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

H27年度の研究は、他の業務との関係が重なり実験的な検討に十分な時間を取れなかった。
しかし、理論的モデルの検討については論文を3編発表し、特に運動習熟とダイナミックステレオタイプに関する新たなモデルを検討した。

今後の研究の推進方策

H28年度は、懸案であった1000mインターバルトレーニング中の疾走動作変容に関する検討をすすめ、幾つかの運動生理学的指標との対応を検討する。

次年度使用額が生じた理由

会計執行上平成28年3月の研究会の旅費執行ができなかったため

次年度使用額の使用計画

3月22-23日の研究会で執行済み

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2015 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 運動生理学の研究から見えてくる身体運動システムの複雑さ2015

    • 著者名/発表者名
      山崎 健
    • 雑誌名

      スポーツ社会学研究

      巻: 第23巻1号 ページ: 35-46

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 10000mレース後半に見られた疾走動作の変容2015

    • 著者名/発表者名
      山崎 健
    • 雑誌名

      ランニング学研究

      巻: 第27巻1号 ページ: 66-67

  • [雑誌論文] 運動習熟とダイナミックステレオタイプの再考2015

    • 著者名/発表者名
      山崎 健
    • 雑誌名

      陸上競技研究

      巻: 第103号 ページ: 2-11

    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [備考] 研究テーマと仕事

    • URL

      http://aka.gmobb.jp/yamakensensei/papers/

URL: 

公開日: 2017-01-06  

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