オリンピック・パラリンピック競技会開催国におけるマナー教育については、ロンドン2012やリオデジャネイロ2016大会の開催国では、国際オリンピック委員会の示した価値教育に基づいて行われている傾向が強いことが明らかになった。その国の歴史や文化の影響を受けていることが明らかになった。東京2020を目指した日本のオリンピック・パラリンピック教育においては、西洋的なマナーの習得とともに、相手を尊重し思いやる内容が強調されていることが明らかになった。日本はマナー教育については東京1964大会の際にも行われており、フェアプレーなどにつなげて展開することが望ましいと思われる。
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