身体障がい者(上肢障がい、下肢障がい・義足使用、下肢障がい・車いす使用)および大学生バドミントン選手を対象にサービス、スマッシュおよび握力について主観的な力の入れ加減と実際の計測値との関係を検討し、いずれの被験者も主観的な力の入れ具合に応じて計測値が増減する点で共通していた。ただし、上肢障がいではサービス、下肢障がいではスマッシュで力の入れ具合と計測値とのばらつきが大きく、それぞれの障がいが影響して力の調節が困難となる動きがあることが推察された。 障がい者へのスポーツ指導と健常者への指導の共通点と相違点を比較すると、共通点よりも相違点のほうが量的に多くの回答が得られた。
|