研究課題
基盤研究(C)
本研究では、アダプテッド・スポーツを実施している障害者のスポーツ外傷・障害及び熱中症の特徴を全国調査から明らかにし、これらを防ぐ方策を検討するための知見を得た。対象は、特別支援学校の体育担当教諭または養護教諭(2015)、障害者優先スポーツ施設利用者(2016)及び第17回全国障害者スポーツ大会の参加選手(2017)に焦点を当てて、それぞれスポーツ外傷・障害及び熱中症に関するアンケート調査を実施した。学校においては、知的障害者が最もスポーツ活動中の外傷・障害及び熱中症の発生率が高かった。スポーツ施設利用者やスポーツ大会参加者については、競技志向の高い者ほど外傷・障害及び熱中症になりやすかった。
アダプテッド・スポーツ科学