研究成果の概要 |
本研究では、直接および間接的preconditioningが下肢最大筋力と筋疲労に与える効果と必要回数を検証したが、回数によらず明らかなパフォーマンス向上効果は得られなかった。成果のpreliminaryデータを、国内学会(日本体力医学会2016, 2017年)にて発表した。問題点を考察し、実践的な運動(連続跳躍)での検証、機序に関わる一酸化窒素発生を助長する食餌性硝酸塩の併用も試みたが、統計学的に有意なパフォーマンス向上、筋保護効果は認められなかった(臨床運動療法学会, 日本心臓リハビリテーション学会2017年)。最終データは本年の国内学会で発表予定であり、国際論文として投稿準備中である。
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