研究課題
基盤研究(C)
有酸素性トレーニングが動脈粘性と左心室機能とのカップリングに及ぼす影響を検討することとした。実験①では心肺体力と動脈粘性の間に二次関数の関係が認められた。実験②では,3ヶ月間の持久的トレーニングを実施した。心肺体力は増加したが,動脈粘性や左心室機能に変化はなかった。以上の結果は,動脈粘性を低く保つための最適な心肺体力があるが、動脈粘性を変化させるためには、より長期的なトレーニング期間を設ける必要があることが示唆された。
循環