本研究では,24時間の絶食を行ったラットへのトレッドミルを用いた持久的運動および高強度運動時の足底筋とヒラメ筋内のオートファジーマーカー(LC3-II)やheat shock proteins(HSPs),mTORシグナルに関連したタンパク質の発現量を検討した。足底筋では絶食によって筋内のオートファジー(LC3-II)は増加がみられたが,持久的運動および長時間運動による顕著な変化はなかった。HSP72の発現は、運動時の絶食による発現量への影響は認められなかった。mTORシグナル経路においても運動時の絶食による影響はみられなかった。
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