研究課題/領域番号 |
15K01659
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
谷村 厚子 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 准教授 (70315761)
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研究協力者 |
石井 良和
山下 清子
中根 順子
古御門 幸奈
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 精神保健 / ワークライフバランス / 尺度 / 地域 / 作業療法プログラム / アクションリサーチ / 人間作業モデル |
研究成果の概要 |
本研究では、ワークライフバランス尺度を5件法に改訂し、87名の精神保健サービス利用者を対象に調査を実施して、その妥当性・信頼性・適合度の向上を確認できた。因子分析では因子は4因子が生成され、因子分析結果は調査データに適合していると判断された。その後、人間作業モデルを理論的背景に、集団地域作業療法プログラムと当事者参加型アクションリサーチを融合した結果、ワークライフバランス向上プログラムとして整備発展させることができた。
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自由記述の分野 |
作業療法学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
海外で実施された当事者参加型のアクションリサーチでは、サービス・プログラムの有用な評価、改善、開発といった成果を上げているが、作業療法の理論を用いた研究はされていない。本研究では、我が国の作業療法で馴染みのある人間作業モデルを理論的背景として用い、精神障害をもつ当事者を対象として、我が国で定義された「ワークライフバランス」向上を目指したプログラムを整備発展させ、その効果評価システムを構築する点で意義があると思われる。
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