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2015 年度 実施状況報告書

DLW法を基準とした幼児の身体活動量の検証と、身体活動量向上プログラムの介入評価

研究課題

研究課題/領域番号 15K01672
研究機関京都学園大学

研究代表者

青木 好子  京都学園大学, 健康医療学部, 准教授 (20555669)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード幼児 / 身体活動量 / 体力 / 生活状況 / 二重標識水(DLW)
研究実績の概要

本研究の目的は幼児の身体活動量評価批評の妥当性の検証と、身体活動量向上プログラムの検討である。
これまでに、以下の3つの調査を行った。調査(1) DLW法を用いた身体活動量の調査(対象者:幼児23名)、調査(2) 3軸加速度計(アクティマーカー:Panasonic)を用いた活動量調査、体力測定、生活状況調査(対象者:幼児180名)、調査(3)3軸加速度計の妥当性検証のための活動量調査(成人22名、幼児22名)。
現時点では、これらの調査は終了し、それぞれ分析中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

本研究における平成27年度の計画は、(1)DLW法による身体活動量評価と(2)より広範囲な対象における身体活動量・体力・生活状況の調査であった。
(1)では、来使用しているアクティマーカーの検証をするため、幼稚園の協力を得て、DLW法と活動量計アクティマーカーとを併用して活動量調査を23名に対して行った。(2)では、2009年度から継続している平安女学院大学附属幼稚園園児約70名と、27年度新たな対象となる認定こども園の安威たんぽぽ学園園児約110名を対象とした。したがって、現時点で計画は順調に達成できていると考えている。今年度は得られたデータの詳細な分析を行う予定である。

今後の研究の推進方策

平成28年度は、データの分析と論文作成を中心に行う。さらに縦断的な解析を加えて、身体活動量向上プログラムを作成する予定である。また、次年度も引き続き、平安女学院大学附属幼稚園の身体活動量調査・体力測定・生活状況調査を行う。

次年度使用額が生じた理由

平成27年度にDLWと分析費用を支出する予定であったが連携研究者が分担してくれたため、従来使用してきたアクティマーカー(Panasonic)を補充したが、その残額として次年度使用額が生じた。

次年度使用額の使用計画

平成28年度は身体活動量データを詳細に整理分析するため、デスクトップ型のPCを購入するとともにデータ整理分析のための人件費に使用する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] 幼児教育における身体活動の意義と課題2016

    • 著者名/発表者名
      青木好子
    • 雑誌名

      佛教大学大学院紀要教育学研究科篇

      巻: 44 ページ: 1,18

    • 査読あり / オープンアクセス

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公開日: 2017-01-06  

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