研究課題/領域番号 |
15K01729
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
筧 佐織 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任助教 (00450560)
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研究分担者 |
桜庭 景植 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 教授 (50175460)
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連携研究者 |
田村 好史 順天堂大学, 医学部, 准教授 (80420834)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 不活動 / 骨格筋 / インスリン感受性 / 細胞内脂質 |
研究成果の概要 |
不活動の骨格筋インスリン抵抗性惹起メカニズムを明らかとするため、不活動モデルとしてマウスの片側下肢を24時間固定し、ヒラメ筋の評価を行った。結果、固定はインスリン感受性低下と細胞内DAG蓄積とインスリンシグナル減弱を惹起した。また、DAG生合成の律速酵素であるLipin1の発現量、活性が増加した。野生型・異性体Lipin1の各々過剰発現系を用いて検討した結果、Lipin1が固定によるDAG蓄積とインスリン感受性低下に関与している可能性が示唆された。以上より、身体不活動によるインスリン感受性低下を予防するための標的分子としてLipin1が重要であることが予想される。
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自由記述の分野 |
運動科学
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