健常高齢者において、サルコペニア・フレイル、オーラルフレイルの要因を検討した結果、プレサルコペニアにおける低栄養との関連性では、MNAのよる低栄養の評価は、サルコペニアの初期段階であるプレサルコペニアにおいても関連性が示された。 口腔機能の低下がみられるオーラル・フレイル状態は、栄養の偏りを引き起こすため、食習慣に注目した介入は低栄養の予防および早期発見につながると考えられる。 対象者が意欲の高い健常高齢者である場合、精神心理的問題が前段階となることで、身体機能の低下につながり、フレイルへと進展する可能性がある。
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