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2015 年度 実施状況報告書

神経筋シナプス活動を反映する血中新規バイオマーカーを用いた身体活動性の予後評価

研究課題

研究課題/領域番号 15K01743
研究機関地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所)

研究代表者

周 赫英  地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (50750080)

研究分担者 森 聖二郎  地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究部長 (50270848)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード骨格筋 / バイオマーカー
研究実績の概要

我々は骨格筋において神経シナプス形成に必須のある膜蛋白の血中分泌型を定量的に測定し、機能解析とともに、身体活動の維持増進効果を評価する新規バイオマーカーとしての意義を確立することを目的としている。昨年度は既に保有している地域住民コホート血清サンプル、病院患者コホート血清を用いて測定を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

データ解析をしたところ、検出限界以下のサンプルが全体の半分を占め、もっと高感度な抗体が必要であることを判明した。測定の感度を上げるため、新にモノクロ抗体を作成し、測定系を再構築している。

今後の研究の推進方策

新しい抗体による測定系の確立および再度の測定を行い、解析を進める。

次年度使用額が生じた理由

現段階で測定に使用した抗体の感度が低かったことを判明し、新たに高感度の抗体が必要になったため、新しい抗体作成および測定系の再構築を優先させている。そのため、本来進む予定の測定に掛かる費用およびサンプル数を増やすための人件費は次年度に繰り越すこととなる。

次年度使用額の使用計画

新たな抗体を作成し、感度を確認したうえで、既存サンプルを再度測定する。この一連の作業に必要な費用に充てる。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2016 2015

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)

  • [雑誌論文] Implementation of personalized medicine for fracture risk assessment in osteoporosis.2016

    • 著者名/発表者名
      Mori S, Zhou H
    • 雑誌名

      Geriatr Gerontol Int.

      巻: 16 Suppl 1 ページ: 57-65

    • DOI

      10.1111/ggi.12721

    • 査読あり
  • [学会発表] Genetic risk score based on the lifetime prevalence of femoral fracture in 924 consecutive autopsies of Japanese males2015

    • 著者名/発表者名
      Heying Zhou, Seijiro Mori, Tatsuro Ishizaki, Masashi Tanaka, Kumpei Tanisawa, Makiko Naka Mieno, Motoji Sawabe, Tomio Arai, Masaaki Muramatsu, Yoshiji Yamada, Hideki Ito
    • 学会等名
      American Society for Bone and Mineral Research's Annual Meeting
    • 発表場所
      Seattle (USA)
    • 年月日
      2015-10-09 – 2015-10-12
    • 国際学会
  • [学会発表] 連続剖検1632例の大腿骨骨折生涯罹患率に基づいた遺伝子多型リスクスコアの開発2015

    • 著者名/発表者名
      周 赫英, 森 聖二郎, 石崎 達郎, 田中 雅嗣, 小寺 玲美, 金原 嘉之, 田村 嘉章, 千葉 優子, 荒木 厚, 井藤 英喜
    • 学会等名
      日本老年医学会
    • 発表場所
      パシフィコ横浜 (神奈川県・横浜市)
    • 年月日
      2015-06-12 – 2015-06-14

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公開日: 2017-01-06  

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