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2017 年度 研究成果報告書

かつての子どもの語りからみる戦後沖縄のアロケアに関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K01772
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 子ども学(子ども環境学)
研究機関東京家政大学

研究代表者

岩崎 美智子  東京家政大学, 家政学部, 教授 (90335828)

研究協力者 松本 なるみ  東京家政大学, 家政学部, 准教授 (70442027)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードアロケア / 児童養護施設 / かつての子ども / 自立 / 愛情のネットワーク
研究成果の概要

本研究は、戦後沖縄においてアロケアを受けた「かつての子ども」を対象として、彼らの生活と経験、自立過程における他者とのつながりの意味を愛情のネットワークの視点から考察した。
研究の結果明らかになったのは、以下の4点である。1)児童養護施設は、日々の生活保障の場であると同時に、「負」の側面も持っている。2)施設保育士は、退所者の相談相手であり、自立を助ける「重要な他者」である。3)施設退所後の安定した生活に必要な要因は、配偶者との良好な関係と親しい人との継続的な関わりであるが、ジェンダー差が認められる。4)本土復帰以前の沖縄の託児所は、「保育」の場というよりは「社会的養護」の役割を担っていた。

自由記述の分野

福祉社会学

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公開日: 2019-03-29  

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