研究課題
基盤研究(C)
ベトナム・中国関係は,1991年の正常化以降,それ以前の境域(陸上部・海洋部)が国家関係を反映する鏡となってきた状況から脱却し,境域における対立や紛争が存在していても,国家関係を正常に維持することが可能となるような質的に新しい段階に移行したといえる。その要因として,両国の共産党間の意思疎通,両国間での人的・物的な相互往来の増大に伴う相互依存関係の深化などを挙げることができる。
地域研究(東南アジア)