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2017 年度 研究成果報告書

植民地権力と私的領域の編成過程―蘭印と英領マラヤの婚姻法制の比較研究―

研究課題

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研究課題/領域番号 15K01883
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 地域研究
研究機関福岡女子大学

研究代表者

吉田 信  福岡女子大学, 国際文理学部, 准教授 (60314457)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード植民地 / 帝国 / 統治 / 婚姻 / 混血 / 国籍
研究成果の概要

オランダおよびイギリスにおいて蘭領東インドと英領マラヤ,シンガポールにおける婚姻法制に関する資料収集を実施した。蘭領東インドでは,19世紀なかばに本国において成立した世俗的な婚姻法制が東インドにも移植されたことがわかった。他方,この婚姻法制は東インドにおいてヨーロッパ人に分類される法的集団に適用され,土着の原住民は慣習に基づく婚姻が許容されるという二重構造を維持した。
英領マラヤ,シンガポールでも,英国の婚姻法制の影響はみられるのだが,現地の婚姻規則を法体系に組み込むことはせず,婚姻登録の規則を制定することで婚姻に対する把握をおこなっていった。

自由記述の分野

国際関係

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公開日: 2019-03-29  

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