研究課題/領域番号 |
15K01896
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 愛知大学 |
研究代表者 |
岩田 晋典 愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 准教授 (10513278)
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研究分担者 |
塩山 正純 愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (10329592)
加納 寛 愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (30308712)
須川 妙子 愛知大学短期大学部, ライフデザイン総合学科, 教授 (40342125)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 東亜同文書院 / 大旅行 / 大旅行誌 / 南方 / 旅行 / フィールドワーク / 華南 / 東南アジア |
研究成果の概要 |
研究の関心は東亜同文書院生が記した大量の調査旅行日誌「大旅行誌」のテキスト分析をとおして近代日本人青年と“アジア”の接触を浮き彫りにすることにあり、本プロジェクトでは、南方(華南から東南アジアに広がる一帯)に焦点を当てると同時に食や言語、観光などの経験相に注目して分析を進めた。 その結果、南方における「大旅行」の理解が飛躍的に進み、「大旅行」研究における地理的な偏りが是正されたほか、食料事情や言語状況、在留日本人社会、ツーリズム、都市表象など多様な観点から分析を進め、同研究の幅を拡大することができた。さらに、今後の同研究において取り組むべき喫緊の課題が明確になったのも大きな収穫であった。
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自由記述の分野 |
文化人類学・旅行文化論
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