3年間に3回(10日~14日)のフィンランド調査を行い、ネウボラを3か所、保育所3カ所。応用科学大学(ネウボラナース養成校)において聞き取り調査を行った。日本との比較では、フィンランド国家が子どもを育てるという明確な理念をもっていること、ネウボラが父親の通所も義務付けるジェンダーフリーな理念をもっていること、ネウボラナースが親と対等に話し、多職種連携支援がとられている点が大きく異なっていた。また、ネウボラでは、子どもの成長のみならず、親のwellbeingを重視し、その対策と支援が行われていた。家族支援職の高い専門性とその標準化を日本にも導入したい。
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