研究課題/領域番号 |
15K01970
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 名古屋学院大学 |
研究代表者 |
山本 真嗣 名古屋学院大学, 外国語学部, 教授 (70529940)
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研究分担者 |
青木 卓志 金沢星稜大学, 経済学部, 教授 (20643000)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 観光行動 / 携帯電話 / 位置情報データ / 旅行者属性 / モバイル空間統計 |
研究成果の概要 |
当研究では,携帯電話ユーザーの位置情報データをもとに,従来は正確な把握が困難であった旅行者の属性や時間帯ごとの集客状況の推移を測定し,観光地の集客状況をより詳細に把握することを企図した。調査対象地は,石川県内の主要な観光地および富山市である。北陸新幹線の開業は多くの地域に訪問者数増加という恩恵をもたらしたが,一部の地域では逆に訪問者の減少を招く結果となった。今回の調査で最もプラスの効果が顕著であったのは金沢駅周辺であった。
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自由記述の分野 |
観光経済学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
当研究では,旅行出発前の計画も含めた情報探索行動を主な対象とする観光情報研究(工学・情報学分野が中心)と,出発後の訪問先での観光行動を調査・分析する観光行動研究(心理学・社会学的アプローチ)の融合を企図し,包括的観光行動モデルへの接近を試みた。キーワード検索トレンドやモバイル空間統計などのICT サービスを活用し,より精度の高い需要予測の実現に向けて,旅行者の情報探索・観光行動を検証した。
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