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2016 年度 実施状況報告書

国家神道と国体論に関する学際的研究―宗教とナショナリズムをめぐる「知」の再検討―

研究課題

研究課題/領域番号 15K02060
研究機関國學院大學

研究代表者

藤田 大誠  國學院大學, 人間開発学部, 准教授 (20407175)

研究分担者 小島 伸之  上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (00449258)
山口 輝臣  東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (20314974)
昆野 伸幸  神戸大学, 大学院国際文化学研究科, 准教授 (00374869)
研究期間 (年度) 2015-10-21 – 2018-03-31
キーワード国家神道 / 国体論 / 宗教 / ナショナリズム / 公共空間 / 国学 / 神社 / 神道
研究実績の概要

本研究の二つの柱である①「神道的国体論」関係史料の調査蒐集・検討、②学際的アリーナとしての全体研究会の開催と研究発信に努め、神道・国学、右翼関係の資料などを購入して検討を加えつつ、國學院大學たまプラーザキャンパスで2種の研究会を運営した。
「国家神道・国体論研究会」は5回開催したが、第5回より広く外部からも参加者を募るため公開研究会へと移行した(第3~7回、平成28年5月28日、7月23日、9月24日、11月26日、平成29年1月21日)。第3、7回は、本科研メンバーで構成した「宗教と社会」学会第24回学術大会テーマセッション「近代日本社会における神道と国体論―宗教とナショナリズムをめぐる一断面―」(平成28年6月12日、於上越教育大学)と連関させた内容で行った。第4回は長谷川和美(ワシントン大学歴史学部/ヘンリー・M・ジャクソン国際研究講師)をゲストスピーカーとして招き、第5回は「地域社会の神社・神職と国体論―埼玉県に焦点を当てて―」(原田雄斗・半田竜介・髙野裕基)、第6回は「総力戦体制下における神道・宗教と国体論」(上西亘・宮本誉士・江島尚俊・松野智章)をテーマに開催した。
全体研究会の「宗教とナショナリズム研究会」は2回開催した。第2回は「近代日本における国体論と神道・宗教の諸相」(平成28年8月29日)、第3回は「帝国日本における神社・学校・身体―神道史と教育史、体育・スポーツ史を架橋する試み―」(平成29年3月23日)をテーマとして、各々5発表(藤田大誠が2回、三ツ松誠、橋本富太郎、昆野伸幸、金子宗德、井上兼一、樋浦郷子、佐々木浩雄、金誠)を行い、全国から来場した参加者とともに活発に討議した。
かかる研究活動によって、当初計画通りの実績を挙げることが出来た。なお、今年度における研究成果の一部は、学会発表や研究論文として公表し、本科研のブログによる研究発信も行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初の計画通り、本研究の二つの柱である①「神道的国体論」関係史料の調査蒐集・検討、②学際的アリーナとしての全体研究会の開催と研究発信に取り組んだ。但し、当初構想していた「神道的国体論関係文献目録・解題」は、本科研メンバー各自が最終的に作成する論文にかかる要素を組み込み統合する方針に切り替えることとした。「国家神道・国体論研究会」と全体研究会の「宗教とナショナリズム研究会」は、予定通り前者は5回(第3~7回)、後者は2回(第2、3回)の研究会を開催した。特に第5回国家神道・国体論研究会より、本科研内部のみで行う性格であったものを広く外部からも参加者を募るため公開研究会へと移行したことは、より学際性を高めることに繋がった。
また、「宗教と社会」学会第24回学術大会(平成28年6月12日、於上越教育大学)では、本科研メンバー(畔上直樹・昆野伸幸・菅浩二・藤田大誠・小島伸之・田中悟)で構成したテーマセッション「近代日本社会における神道と国体論―宗教とナショナリズムをめぐる一断面―」によって共同研究の成果を問い、さらに第6回国家神道・国体論研究会において同じメンバーが集結し、改めて議論する機会を持った。
さらに2回開催した全体研究会「宗教とナショナリズム研究会」においては、当初は2日間予定であったものを1日(終日開催)に集約し、本科研メンバーとゲストスピーカーによる合計10の発表を通して、宗教とナショナリズムに関する学際的な議論を活発に展開した。
なお、上記を含め、研究代表者の藤田大誠は9回の口頭発表を行い(本共同研究内部で完結する研究会を除く)、3冊の共著書、4本の雑誌論文等を公表した。また、他の共同研究メンバーも関連業績を多数挙げている。また、本科研の研究成果発信のためブログを開設した。以上のことから、総合的に見れば、おおむね順調に進展しているといえる。

今後の研究の推進方策

最終年度となる平成29年度は、当初計画通り、①「神道的国体論」関係史料の調査蒐集・検討、②全体研究会(総括シンポジウム)の開催と研究発信(学会パネル、本科研ブログによる研究成果発信、研究成果報告書)を軸とする研究推進を行う。
①適宜ゲストスピーカーを招聘し「国家神道・国体論研究会」を5回開催する(第8~12回、平成29年5月、7月、9月、11月、平成30年1月に予定、於國學院大學たまプラーザキャンパス)。毎回、「近代日本の環境形成と宗教・ナショナリズム」などテーマを設定して行い、最終の研究会は本共同研究の成果報告書の検討会を行う。
②平成29年12月に本共同研究を総括する公開シンポジウム「国家神道と国体論に関する学際的研究―宗教とナショナリズムをめぐる「知」の再検討―(仮)」を2日間の日程で開催する(於國學院大學たまプラーザキャンパス)。さらに本研究会メンバーは、日本宗教学会第76回学術大会パネル発表(平成29年9月)や明治神宮国際神道文化研究所公開学術シンポジウム(平成29年10月)、史学会第115回大会・日本史部会・近現代史部会シンポジウム(平成29年11月)をはじめとする学会大会などにおいて共同発表、もしくは個人口頭発表を行うとともに、それぞれ著作や学術誌などに研究論文を公表すること、或いは本科研ブログなどによって研究発信を行い、最終的には、本科研共同研究で積み重ねてきた研究会における発表や総括シンポジウムにおける発表などをもとに各自が論文を執筆し、それらを収録した本共同研究の成果報告書を作成して関係各所に配布する。

次年度使用額が生じた理由

本研究課題は平成27年秋に急遽追加採択されたため、実質的には平成27年度が半年に満たない期間しかなく、当初研究計画と比較して研究活動期間が不足し、大幅な次年度使用額が生じた。それを受けた平成28年度は、当初予定の学会旅費等、設備備品費に補填をするとともに、研究代表者がその運営を主導している研究会については計画通り実施することが出来たものの、やはり平成27年度の状況が多少なりとも影響し、研究分担者をも合わせた全体としては、それほど多くは無いが聊か持ち越した部分が生じることとなった。

次年度使用額の使用計画

本研究課題は、他の費目に比べ旅費等が特に大きな割合を占めているため、最終年度である平成29年度は、それらに加え、総括公開シンポジウムの開催や研究成果報告書の作成に最終的な焦点を当てるべく、当初計画通りに研究を遂行することによって、着実に適切な使用が出来るものと考えられる。また、2種類の研究会のうち、当初内々で行う予定であった国家神道・国体論研究会を平成28年度より公開研究会としたために適宜ゲストスピーカーを招くこととしており、さらに諸学会における共同発表や個人発表など、最終年度に向けて研究発信の機会が当初予定よりも増える見込みもあるため、より充実した研究推進を目指し、持ち越した分も含め、無理の無い使用を行う予定である。

備考

本科研共同研究ブログURL
http://shintotokokutai.hatenablog.com/

  • 研究成果

    (65件)

すべて 2017 2016

すべて 雑誌論文 (31件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (21件) (うち招待講演 4件) 図書 (13件)

  • [雑誌論文] 昭和初年における明治神宮体育大会の歴史的意義―学生参加問題と昭和天皇行幸を軸として―2017

    • 著者名/発表者名
      藤田大誠
    • 雑誌名

      國學院大學人間開発学研究

      巻: 第8号 ページ: 55-69

    • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 靖國神社の祭神合祀に関する一考察―人霊祭祀の展開と「賊軍」合祀問題を軸として―2017

    • 著者名/発表者名
      藤田大誠
    • 雑誌名

      國學院大學研究開発推進センター研究紀要

      巻: 第11号 ページ: 1-90

    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 歴史としての神道―神道の可能性をめぐって―2017

    • 著者名/発表者名
      伊藤聡・昆野伸幸・斎藤英喜・永岡崇
    • 雑誌名

      現代思想

      巻: 第45巻第2号 ページ: 172-194

  • [雑誌論文] 現行皇室典範の制定と「皇位の世襲」について―立案担当者の譲位・退位論にみる―2017

    • 著者名/発表者名
      藤本頼生
    • 雑誌名

      神道宗教

      巻: 第245号 ページ: 1-19

  • [雑誌論文] 『古事記』神名表記の社会的受容と神社考証における現代的課題2017

    • 著者名/発表者名
      藤本頼生
    • 雑誌名

      古事記学

      巻: 第3号 ページ: 217-238

  • [雑誌論文] 日本会議と創価学会―安倍政権を支えるコミュニティ―2017

    • 著者名/発表者名
      寺田喜朗
    • 雑誌名

      現代宗教2017

      巻: 2017年度号 ページ: 101-125

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 韓国葬墓文化の現状と課題2017

    • 著者名/発表者名
      田中悟
    • 雑誌名

      国際協力論集

      巻: 第24巻第2号 ページ: 99-113

    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] アーカイブズの役割を見つめ直す―「地域文書館」・「開かれた行政」を目指す板橋区公文書館の現状と課題―2017

    • 著者名/発表者名
      北浦康孝
    • 雑誌名

      記録と史料

      巻: 第27号 ページ: 19-33

  • [雑誌論文] ヒアリングを振り返る―三つの観点から―2017

    • 著者名/発表者名
      金子宗德
    • 雑誌名

      国体文化

      巻: 第1112号 ページ: 8-15

  • [雑誌論文] 今後の世界と日本国体(一)2017

    • 著者名/発表者名
      金子宗德
    • 雑誌名

      国体文化

      巻: 第1113号 ページ: 2-15

  • [雑誌論文] 今後の世界と日本国体(二)2017

    • 著者名/発表者名
      金子宗德
    • 雑誌名

      国体文化

      巻: 第1114号 ページ: 2-17

  • [雑誌論文] 大阪國學院百三十年史(二)財団法人大阪國學院の展開2016

    • 著者名/発表者名
      藤田大誠
    • 雑誌名

      浪速文叢

      巻: 第27号特別 ページ: 1-135

  • [雑誌論文] 発題Ⅱ 人霊祭祀の展開2016

    • 著者名/発表者名
      藤田大誠
    • 雑誌名

      神社本庁総合研究所紀要

      巻: 第21号 ページ: 143-164、195-214

  • [雑誌論文] 書評 藤田大誠・青井哲人・畔上直樹・今泉宜子編『明治神宮以前・以後―近代神社をめぐる環境形成の構造転換』―2016

    • 著者名/発表者名
      小島伸之
    • 雑誌名

      宗教と社会

      巻: 第22号 ページ: 106-112

  • [雑誌論文] 「ムラの護國神社」再考2016

    • 著者名/発表者名
      藤本頼生
    • 雑誌名

      神道文化

      巻: 第28号 ページ: 61-73

  • [雑誌論文] 書評と紹介 青野正明著『帝国神道の形成―植民地朝鮮と国家神道の論理―』2016

    • 著者名/発表者名
      菅浩二
    • 雑誌名

      宗教研究

      巻: 第385号 ページ: 139-145

    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 書評と紹介 三宅守常著『三条教則と教育勅語―宗教者の世俗倫理へのアプローチ―』2016

    • 著者名/発表者名
      齊藤智朗
    • 雑誌名

      宗教研究

      巻: 第386号 ページ: 220-226

    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 戦争末期の無格社整理政策と上越地方2016

    • 著者名/発表者名
      畔上直樹
    • 雑誌名

      地方史研究

      巻: 第383号 ページ: 43-46

  • [雑誌論文] 満州国と「合祀」―建国忠霊廟の創建と宣伝―2016

    • 著者名/発表者名
      小川原正道
    • 雑誌名

      仏教文学

      巻: 第41号 ページ: 75-86

  • [雑誌論文] 明治三十八―三十九年東北大飢饉と仏教―『中外日報』をめぐって―2016

    • 著者名/発表者名
      小川原正道
    • 雑誌名

      法学研究

      巻: 第89巻第6号 ページ: 85-95

    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 近代日本の鉄道と社会をめぐる研究視角について―拙著『初詣の社会史 鉄道が生んだ娯楽とナショナリズム』を手がかりに―2016

    • 著者名/発表者名
      平山昇
    • 雑誌名

      商経論叢

      巻: 第57巻第2号 ページ: 33-46

  • [雑誌論文] 「憲法」と「国体」(一)現今の浅薄なる憲法論を斬る2016

    • 著者名/発表者名
      金子宗德
    • 雑誌名

      国体文化

      巻: 第1103号 ページ: 2-11

  • [雑誌論文] 「憲法」と「国体」(二)現今の浅薄なる憲法論を斬る2016

    • 著者名/発表者名
      金子宗德
    • 雑誌名

      国体文化

      巻: 第1104号 ページ: 2-15

  • [雑誌論文] 「憲法」と「国体」(三)現今の浅薄なる憲法論を斬る2016

    • 著者名/発表者名
      金子宗德
    • 雑誌名

      国体文化

      巻: 第1105号 ページ: 28-33

  • [雑誌論文] ロマンとしての「国体」― 橋川文三を巡つて―2016

    • 著者名/発表者名
      金子宗德
    • 雑誌名

      国体文化

      巻: 第1106号 ページ: 2-9

  • [雑誌論文] 「国体」といふ空気 ― 山本七平を巡つて―2016

    • 著者名/発表者名
      金子宗德
    • 雑誌名

      国体文化

      巻: 第1107号 ページ: 2-9

  • [雑誌論文] 「国体」と戦後歴史学 ― 網野善彦を巡つて―2016

    • 著者名/発表者名
      金子宗德
    • 雑誌名

      国体文化

      巻: 第1108号 ページ: 22-29

  • [雑誌論文] 「国体」の中空構造 ― 河合隼雄を巡つて―2016

    • 著者名/発表者名
      金子宗德
    • 雑誌名

      国体文化

      巻: 第1109号 ページ: 2-9

  • [雑誌論文] 皇位継承の意義を踏まへた議論を―有識者会議に望むこと―2016

    • 著者名/発表者名
      金子宗德
    • 雑誌名

      国体文化

      巻: 第1110号 ページ: 2-9

  • [雑誌論文] 現代日本に“宗教右派”勢力など存在しているはずがない2016

    • 著者名/発表者名
      金子宗德
    • 雑誌名

      宗教問題

      巻: 16 ページ: 42-47

  • [雑誌論文] 有識者会議を実質的にリードする者―東大法学部の影響力―2016

    • 著者名/発表者名
      金子宗德
    • 雑誌名

      国体文化

      巻: 第1111号 ページ: 2-9

  • [学会発表] 昭和戦前期の国体論と神社・学校・身体2017

    • 著者名/発表者名
      藤田大誠
    • 学会等名
      第3回宗教とナショナリズム研究会「帝国日本における神社・学校・身体―神道史と教育史、体育・スポーツ史を架橋する試み―」
    • 発表場所
      國學院大學たまプラーザキャンパス
    • 年月日
      2017-03-23
  • [学会発表] 昭和戦前期における学校教育の質的転換―宗教性に着目して―2017

    • 著者名/発表者名
      井上兼一
    • 学会等名
      第3回宗教とナショナリズム研究会「帝国日本における神社・学校・身体―神道史と教育史、体育・スポーツ史を架橋する試み―」
    • 発表場所
      國學院大學たまプラーザキャンパス
    • 年月日
      2017-03-23
  • [学会発表] 近代国学と国史学―皇典講究所・國學院大學を軸として―2017

    • 著者名/発表者名
      藤田大誠
    • 学会等名
      公開シンポジウム「史学科の比較史:草創期から1945年」(主催:立教大学文学部史学科、共催:立教大学学術推進特別重点資金(立教SFR共同プロジェクト研究)「グローバルヒストリーのなかの近代歴史学」)
    • 発表場所
      立教大学池袋キャンパス
    • 年月日
      2017-03-11
    • 招待講演
  • [学会発表] 靖國神社問題の現在―「賊軍」合祀申し入れの検討を中心に―2016

    • 著者名/発表者名
      藤田大誠
    • 学会等名
      政教関係を正す会研究会
    • 発表場所
      神社本庁
    • 年月日
      2016-12-19
    • 招待講演
  • [学会発表] 近代の神社講社と伊勢信仰2016

    • 著者名/発表者名
      藤本頼生
    • 学会等名
      神道宗教学会第70回学術大会パネル「近現代における伊勢信仰と担い手の諸相を考える」
    • 発表場所
      國學院大學渋谷キャンパス
    • 年月日
      2016-12-04
  • [学会発表] 「明治神宮体育大会」の歴史的意義に関する一考察2016

    • 著者名/発表者名
      藤田大誠
    • 学会等名
      スポーツ史学会30周年記念大会
    • 発表場所
      立命館大学大阪いばらきキャンパス
    • 年月日
      2016-12-03
  • [学会発表] 憲法学者大串兎代夫の国体論と御稜威論―国民精神文化研究所時代を中心に―2016

    • 著者名/発表者名
      宮本誉士
    • 学会等名
      第6回国家神道・国体論研究会
    • 発表場所
      國學院大學たまプラーザキャンパス
    • 年月日
      2016-11-26
  • [学会発表] 書評 寺田喜朗・塚田穂高・川又俊則・小島伸之編著『近現代日本の宗教変動―実証的宗教社会学の視座から―』(ハーベスト社、2016年)「穂積陳重の先祖祭祀論」「昭和戦前期日本の「宗教弾圧」再考」「国家神道研究」2016

    • 著者名/発表者名
      平山昇
    • 学会等名
      大正大学宗教学会特別企画『近現代日本の宗教変動』合評会
    • 発表場所
      大正大学
    • 年月日
      2016-11-13
    • 招待講演
  • [学会発表] 教学刷新体制下の国体論と神道・国学2016

    • 著者名/発表者名
      藤田大誠
    • 学会等名
      教育史学会第60回大会
    • 発表場所
      横浜国立大学
    • 年月日
      2016-10-01
  • [学会発表] 戦時下の日本主義と神仏観―松永材を中心に―2016

    • 著者名/発表者名
      藤田大誠
    • 学会等名
      日本宗教学会第75回学術大会
    • 発表場所
      早稲田大学戸山キャンパス
    • 年月日
      2016-09-10
  • [学会発表] 大正・昭和戦前期の国体論と神道・国学―清原貞雄を軸として―2016

    • 著者名/発表者名
      藤田大誠
    • 学会等名
      第2回宗教とナショナリズム研究会「近代日本における国体論と神道・宗教の諸相」
    • 発表場所
      國學院大學たまプラーザキャンパス
    • 年月日
      2016-08-29
  • [学会発表] 養正・積慶・重暉―田中智學門下の国体運動―2016

    • 著者名/発表者名
      金子宗德
    • 学会等名
      第2回宗教とナショナリズム研究会「近代日本における国体論と神道・宗教の諸相」
    • 発表場所
      國學院大學たまプラーザキャンパス
    • 年月日
      2016-08-29
  • [学会発表] 戦時期の国体論を再考する2016

    • 著者名/発表者名
      昆野伸幸
    • 学会等名
      大阪大学大学院文学研究科グローバル日本研究クラスター国際ワークショップ「日本研究の現在――思想史の立場から」
    • 発表場所
      大阪大学豊中キャンパス
    • 年月日
      2016-08-05
    • 招待講演
  • [学会発表] 右翼在野神道と国体論―戦時下の英霊公葬運動を中心に―2016

    • 著者名/発表者名
      藤田大誠
    • 学会等名
      「宗教と社会」学会第24回学術大会テーマセッション「近代日本社会における神道と国体論―宗教とナショナリズムをめぐる一断面―」
    • 発表場所
      上越教育大学
    • 年月日
      2016-06-12
  • [学会発表] コメント2 ―近代日本法史・宗教社会学の立場から―2016

    • 著者名/発表者名
      小島伸之
    • 学会等名
      「宗教と社会」学会第24回学術大会テーマセッション「近代日本社会における神道と国体論―宗教とナショナリズムをめぐる一断面―」
    • 発表場所
      上越教育大学
    • 年月日
      2016-06-12
  • [学会発表] 神道思想と国体論―二荒芳徳の思想を手がかりに―2016

    • 著者名/発表者名
      昆野伸幸
    • 学会等名
      「宗教と社会」学会第24回学術大会テーマセッション「近代日本社会における神道と国体論―宗教とナショナリズムをめぐる一断面―」
    • 発表場所
      上越教育大学
    • 年月日
      2016-06-12
  • [学会発表] 総力戦と国体論―戦時と戦後の連続の視点―2016

    • 著者名/発表者名
      菅浩二
    • 学会等名
      「宗教と社会」学会第24回学術大会テーマセッション「近代日本社会における神道と国体論―宗教とナショナリズムをめぐる一断面―」
    • 発表場所
      上越教育大学
    • 年月日
      2016-06-12
  • [学会発表] 地域神社と国体論―「神ながらの森」論をめぐって―2016

    • 著者名/発表者名
      畔上直樹
    • 学会等名
      「宗教と社会」学会第24回学術大会テーマセッション「近代日本社会における神道と国体論―宗教とナショナリズムをめぐる一断面―」
    • 発表場所
      上越教育大学
    • 年月日
      2016-06-12
  • [学会発表] コメント1―政治学の立場から―2016

    • 著者名/発表者名
      田中悟
    • 学会等名
      「宗教と社会」学会第24回学術大会テーマセッション「近代日本社会における神道と国体論―宗教とナショナリズムをめぐる一断面―」
    • 発表場所
      上越教育大学
    • 年月日
      2016-06-12
  • [学会発表] 現代韓国における葬墓の現状整理の試み2016

    • 著者名/発表者名
      田中悟
    • 学会等名
      「宗教と社会」学会 第24回学術大会
    • 発表場所
      上越教育大学
    • 年月日
      2016-06-11
  • [学会発表] 「明治神宮体育大会」再考2016

    • 著者名/発表者名
      藤田大誠
    • 学会等名
      体育史学会第5回学会大会
    • 発表場所
      一橋大学国立キャンパス
    • 年月日
      2016-05-14
  • [図書] 岩沼市史 第7巻 資料編Ⅳ「近代」2017

    • 著者名/発表者名
      岩沼市史編纂委員会編(昆野伸幸「第四章 社会生活 第五節 宗教」「第四章 社会生活 第七節 文化」担当)
    • 総ページ数
      全519頁
    • 出版者
      岩沼市
  • [図書] シリーズ大学と宗教Ⅱ 戦時日本の大学と宗教2017

    • 著者名/発表者名
      江島尚俊・三浦周・松野智章編(藤本頼生論文執筆)
    • 総ページ数
      全484頁中157-198頁
    • 出版者
      法蔵館
  • [図書] 共存学4―多文化世界の可能性―2017

    • 著者名/発表者名
      國學院大學研究開発推進センター編(古沢広祐責任編集)(菅浩二論文執筆)
    • 総ページ数
      全267頁中207-228頁
    • 出版者
      弘文堂
  • [図書] 必携教職六法〈2018年度版〉2017

    • 著者名/発表者名
      若井彌一監修、河野和清・高見茂・結城忠編(井上兼一「家庭教育」の項目執筆)
    • 総ページ数
      全1020頁中888-890頁
    • 出版者
      協同出版
  • [図書] 海賊史観からみた世界史の再構築―交易と情報流通の現在を問い直す―2017

    • 著者名/発表者名
      稲賀繁美編(今泉宜子論文執筆)
    • 総ページ数
      全852頁
    • 出版者
      思文閣出版
  • [図書] 近現代神道の法制的研究2017

    • 著者名/発表者名
      河村忠伸
    • 総ページ数
      全358頁
    • 出版者
      弘文堂
  • [図書] 鎮守の杜ブックレット1 神仏関係考―古代・中世・近世・近現代―2016

    • 著者名/発表者名
      加瀬直弥・岡田莊司・嵯峨井建・藤田大誠・阪本是丸
    • 総ページ数
      全68頁中43-55頁
    • 出版者
      神社新報社
  • [図書] 戦後神道界の群像2016

    • 著者名/発表者名
      監修者:阪本是丸、櫻井治男、佐野和史、竹本佳德、牟禮仁、前田孝和、大中陽輔 編集委員:齊藤智朗、藤田大誠、藤本頼生 編集担当:神保郁夫、伊東裕介(藤本頼生・齊藤智朗・藤田大誠・菅浩二・宮本誉士・河村忠伸執筆)
    • 総ページ数
      全679頁
    • 出版者
      神社新報社
  • [図書] 近世日本の歴史叙述と対外意識2016

    • 著者名/発表者名
      井上泰至編(藤田大誠論文執筆)
    • 総ページ数
      全497頁中391-410頁
    • 出版者
      勉誠出版
  • [図書] 近現代日本の宗教変動―実証的宗教社会学の視座から―2016

    • 著者名/発表者名
      寺田喜朗・塚田穂高・川又俊則・小島伸之編著
    • 総ページ数
      全219頁
    • 出版者
      ハーベスト社
  • [図書] 日本人の肖像2016

    • 著者名/発表者名
      葉室麟・矢部明洋・(山口輝臣ほか)
    • 総ページ数
      全219頁
    • 出版者
      講談社
  • [図書] 憲法判例からみる日本―法×政治×歴史×文化―2016

    • 著者名/発表者名
      山本龍彦・清水唯一朗・出口雄一編著(藤本頼生・石塚壮太郎共著論文執筆)
    • 総ページ数
      全304頁中114-138頁
    • 出版者
      日本評論社
  • [図書] 公論と交際の東アジア近代2016

    • 著者名/発表者名
      塩出浩之編(平山昇論文執筆)
    • 総ページ数
      全308頁中209-236頁
    • 出版者
      東京大学出版会

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公開日: 2018-01-16  

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