研究課題/領域番号 |
15K02060
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研究機関 | 國學院大學 |
研究代表者 |
藤田 大誠 國學院大學, 人間開発学部, 教授 (20407175)
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研究分担者 |
小島 伸之 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (00449258)
山口 輝臣 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (20314974)
昆野 伸幸 神戸大学, 国際文化学研究科, 准教授 (00374869)
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研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2018-03-31
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キーワード | 国家神道 / 国体論 / 宗教 / ナショナリズム / 神道 / 学際的アリーナ / 神社 / 日本主義 |
研究実績の概要 |
最終年度となる平成29年度も、当初計画通り、①「神道的国体論」関係史料の調査蒐集・検討、②「国家神道・国体論研究会」5回と全体研究会(総括研究会)の開催、その他の研究発信(パネル等学会発表、本科研ブログによる研究成果発信、研究成果報告書作成)を軸とする研究推進を行った。 「国家神道・国体論研究会」は5回開催した(第8~12回、平成29年5月27日、7月29日、9月30日、11月25日、平成30年2月14日、於 國學院大學たまプラーザキャンパス)。 また、本科研共同研究の一環として、日本宗教学会第76回学術大会パネル発表「国体明徴運動下の社会と宗教―昭和10年前後を中心に―」(パネル代表者:小島伸之、平成29年9月17日、於 東京大学本郷キャンパス)を開催した。さらに同年10月21日には、本科研が共催して明治神宮国際神道文化研究所公開学術シンポジウム「帝国日本のスポーツと明治神宮―幻の東京オリンピック前後―」(於 明治神宮社務所講堂)を行った。そして同年11月12日には、分担研究者の山口輝臣が企画者となり、本科研メンバーが数名登壇して史学会第115回大会・日本史部会・近現代史部会シンポジウム「戦後史のなかの「国家神道」」(於 東京大学本郷キャンパス)が本科研の関連研究会として開催された。 この他、研究代表者の藤田大誠は、二つの個人口頭発表を行うとともに、単著一冊、書評三本、雑誌掲載論文三本を公表した。本科研の共同研究メンバーもそれぞれ個別に口頭発表や論文等を公表している。 平成29年12月16、17日には、第4回宗教とナショナリズム研究会(総括研究会)「国家神道と国体論に関する学際的研究―宗教とナショナリズムをめぐる「知」の再検討―」を國學院大學たまプラーザキャンパスで開催した。そして総括研究会における発表を踏まえ、学際的研究成果の纏めとして本共同研究の成果報告書を作成した。
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