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2017 年度 研究成果報告書

戦間期ドイツ/オーストリアにおけるジャズ受容についての歴史的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K02106
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 美学・芸術諸学
研究機関京都大学

研究代表者

岡田 暁生  京都大学, 人文科学研究所, 教授 (70243136)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードジャズ / 戦間期 / 受容史 / 20世紀音楽
研究成果の概要

ヨーロッパにおけるジャズ受容がアメリカにおけるそれと端的に違う点は、当初より「芸術」として受け入れられてきた点にある。時期的にこれは、政治上は第一次大戦 によって、音楽史的には無調や未来派のノイズ音楽によって、19世紀的なヨーロッパ秩序が根底から揺さぶられ、いわばヨーロッパが政治的にも文化的にも自信 喪失状態にあった時代にあたっていた。つまりジャズはアメリカという新たな世界ヘゲモニーのシンボルであり、旧世界にとって新世界から与えられた活力剤で あると理解された。戦間期にジャズに熱中した作曲家は枚挙にいとまがない。

自由記述の分野

音楽学

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公開日: 2019-03-29  

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