研究課題/領域番号 |
15K02117
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研究機関 | 京都市立芸術大学 |
研究代表者 |
Tokita Alison 京都市立芸術大学, 日本伝統音楽研究センター, 日本伝統音楽研究センター所長 (60589662)
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研究分担者 |
津上 智実 神戸女学院大学, 音楽学部, 教授 (20212053)
仲 万美子 同志社女子大学, 学芸学部, 教授 (50388063)
日下部 祐子 京都市立芸術大学, 音楽学部, 非常勤講師 (90727041)
劉 麟玉 奈良教育大学, 音楽教育講座, 准教授 (40299350)
竹内 直 京都市立芸術大学, 日本伝統音楽研究センター, 非常勤講師 (70750438)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 藝術歌曲 / 植民地近代 / 東アジア / オーストラリア |
研究実績の概要 |
平成30年度には、前年度に引き続き、研究報告書の執筆と編集とを行った。研究代表と分担者の5人は研究成果を整理して、論文を書き上げた。海外の3人の研究協力者にも寄稿してもらった。予定より研究期間を一年間延長したことで、充実した研究成果を出すことができた。 報告書の論文数は計14本で、 うち日本語のもの4本、英語のもの10本である。論文は主として2017年3月に東京藝術大学で行った国際音楽学会(IMS)ラウンドテーブルと京都同志社女子大学での国際シンポジウムの発表内容をさらに発展させたものとなった。これまで研究助手だった竹内直は分担者となって、編集作業に携わってもらった。報告書編集のための会合を2回行った。 前年度から残していた研究費は報告書の編集と印刷費とに使用した。予算の制約もあったにもかかわらず、成果として100ページだけを印刷冊子にして、あとは付録CD-ROMの形でまとめた。 報告書CD-ROMには英語の論文2本のほか、資料として、『月刊楽譜』付録楽譜一覧(1912~1941年)、豪州・中国・日本・朝鮮・台湾の作曲家と歌曲一覧、3年間の研究の実施状況と関連資料(2017年3月25日のリサイタルや2017年3月26日の国際シンポジウムの資料等)とを納めた。 これを平成31年3月31日付けで200部発行し、全国の音楽大学、音楽学部、音楽資料館等に、また研究課題に関係する個人に、さらに海外のいくつかの研究機関と図書館にも、一部ずつ郵送・贈呈した。
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