研究課題/領域番号 |
15K02119
|
研究機関 | 大東文化大学 |
研究代表者 |
河内 利治 大東文化大学, 文学部, 教授 (70249077)
|
研究分担者 |
藤森 大雅 大東文化大学, 書道研究所, 特任講師 (70622596)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
キーワード | 審美術語用例集 / 中国美学範疇解釈対照表 / シンポジウム〈書の芸術性〉の伝統と未来 / 葉朗 / 熊秉明 / 邱振中 / 高建平 / 歴代書論 |
研究実績の概要 |
○平成27年度に作成した「審美術語用例集」と現代学者の葉朗・熊秉明・邱振中に見られる書の芸術性についての審美術語との比較考察を行った。これに平成28年度に比較考察を行った林語堂・宗白華・李沢厚を加え6名の各論著が引用する歴代書論の審美術語の用例を検出し、比較考察した結果を「中国美学範疇解釈対照表」としてまとめた。この成果は「平成29年度科学研究費補助金「基盤研究C」研究報告ー研究課題:書の芸術性に関する術語と現代学者の解釈をめぐる比較研究」大東書道研究25、 大東文化大学書道研究所、 84-54、 2018/03に公表した。 ○「シンポジウム〈書の芸術性〉の伝統と未来」を開催した。本学HP並びに書学書道史学会HPで公開開催であることをPRして実施した。9月23日(土)(13:00~16:30)於大東文化大学板橋校舎3-0111【主催】日本学術振興会科学研究費補助金 美学・芸術諸学〔基盤研究C(一般)〕「書の芸術性に関する術語と現代学者の解釈をめぐる比較研究」(研究代表者:河内利治/研究分担者:藤森大雅)【後援】大東文化大学書道研究所 大東文化大学人文科学研究所「東アジアの美学研究班」【基調講演①】高建平氏(中国社会科学院)「中国と西洋、書と画に対する異なる概念」【基調講演②】邱振中氏(中央美術学院)「書法理論の新概念」【座談会】テーマ:〈書の芸術性〉の伝統と未来 登壇者:河内利治・邱振中・高建平 ○上記シンポジウムを含め、平成27年度~平成29年度科学研究費補助金〔基盤研究C(一般)〕研究報告書『書の芸術性に関する術語と現代学者の解釈をめぐる比較研究』大東文化大学河内利治研究室、平成30年3月5日を発刊した。
|
備考 |
JSPSS: 独立行政法人日本学術振興会( The Japan Society for the Promotion of Science Scholarship ) 平成27年度(2015)~平成29年度(2017)科学研究費補助金 「基盤研究C」研究課題:書の芸術性に関する術語と現代学者の解釈をめぐる比較研究 研究代表者河内利治 研究分担者藤森大雅
|