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2017 年度 研究成果報告書

中世末期ヨーロッパ北方美術におけるユーモア表現

研究課題

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研究課題/領域番号 15K02132
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 美術史
研究機関山形大学

研究代表者

元木 幸一  山形大学, その他部局等, 名誉教授 (10125669)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードユーモア表現 / ミゼリコルディア / 笑い / 版画 / マクデブルク大聖堂 / トゥティウィルス
研究成果の概要

ヨーロッパ北方美術のユーモア表現は、ゴシック聖堂内彫刻の笑顔から発展し始める。それら笑顔を意味で分類すると、天国に入る人に与えられた祝福された笑顔、悪魔の笑顔、肖像における笑顔、死の笑顔、道化の笑顔などになる。笑顔が美術作品を見る人の笑いを誘うのである。
他に笑いのテーマ・手法としては、以下に分類される。あべこべの世界、遊戯、スカトロジー、セックス、擬獣化(動物に演じさせる)、諺の造形化などである。これらのテーマ等は、美術諸ジャンルで相互に関連し伝播しながら発展するが、ジャンル毎の特異性もある。そして、ジャンル毎に受容者の特徴があり、半識字者から聖職者まで広がるのである。

自由記述の分野

西洋美術史

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公開日: 2019-03-29  

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