研究課題
基盤研究(C)
御伽草子、仮名法語、往来物、という3つのジャンルの江戸版に着目し、その本文が上方版にたいしてどのような特徴をもつのかについて考察した。その結果、江戸版の本文は、元となった上方版にきわめて忠実に翻刻されていたり、時には上方版よりもよい本文になっていることの多いことがわかった。江戸版にたいする見方を根本的にあらためる必要があろう。
近世文学、俳文学、往来物