3年間の研究期間において、雑誌論文2件、図書5件、国際学会英語発表7件、11本の戯曲翻訳、22件の演劇レビューを執筆した。インタビューを含む劇場や演劇祭での現場調査を踏まえて執筆した論考を、学会にて発表し、そこで得た智見を生かして英語・日本語で論文を書き直した成果を、学術雑誌と書籍という形で出版してきた。平行して、翻訳・批評活動も積極的に展開し、11本の翻訳のうち、野田秀樹翻案『真夏の夜の夢』の英訳はAsian Shakespear Intercultural Archveにて、ジゼル・ヴィエンヌ構成・演出、デニス・クーパー作『腹話術師たち、口角泡を飛ばす』は『舞台芸術』にて出版した。
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