研究課題
3年間の研究の2年目として、ヨーロッパでの実施調査を中心に研究を行った。本年度はサバティカルを取得し、1年間フランスに滞在したために、フランスを中心にヨーロッパ主要国でのヘミングウェイの受容を調査することができた。6月には前年度に達成できなかったスペインへの調査旅行を行った。その後7月に再度スペインに、8月にイギリス、10月にイタリア、オーストリア、ドイツ、オランダ、ベルギーなどを調査した。3年目の研究の総まとめに向けて十分な成果ができた。
2: おおむね順調に進展している
概要に書いたとおり、現地調査を十分にすることで、必要な資料が全て揃った状態であり、科研最終年度のまとめに向けて十分な成果を上げることができた。
概ね予定通りに進んでいるので、これまでの2年間の研究成果をまとめ、書籍の形で年度末までに研究成果を発表できるよう論文を書いていく予定である。