研究課題
2017年度(3年度目)の目標は前年度において基礎固めがなされたソノリティーと母音融合の関係をさらに理論的に発展させ、それをもとに北部九州の母音融合の特徴を明らかにすることであった。その結果、2016年首都大学東京で発表した「日本語の母音融合について」の内容をさらに敷延・充実させることができ、「母音融合と同化」(2018)として出版することができた。この研究は従来の母音融合の説とは全く異なり、母音融合規則にも制約理論に頼らない全く新しい観点を提示したことで、その意義は大いにあると思われる。
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佐賀大学教育学部研究論文集
巻: 1-2 ページ: 13-20