研究課題
基盤研究(C)
出産・育児休暇及びコロナ禍で、予定していた現地調査がほとんどできなかった。その代わりに、日本に在住するアフリカ人に協力いただき、アカン語の調査を行った。その成果として、学会発表7件、著書(共著含む)5件、論文発表7件を行った。特に、本研究を含めて長年取り組んできたアカン語の語彙集及び、アカン語研究成果物として言語学テキストを刊行することができた。
言語学
研究成果の一つとして、言語学テキストを刊行した。これまでになかったアフリカのマイナー言語を主な素材としたテキストである。また、2022年より東外大オープンアカデミーの「アカン語」をネイティブスピーカーと一緒に担当している。受講生は主に協力隊・研究者で、研究成果が社会貢献につながっていると思う。2022年には、高知大学でもネイティブと一緒にアカン語の集中講義を行った。アフリカのマイナー言語を学ぶことで言語文化の多様性や珍しい現象に興味を持ってもらえたと思う。